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夢と現の狭間   日々のアレコレを綴ろう
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先日、夜のニュース内でクローン技術について知りました。
クローン技術という物の存在は知っていたのですが、今現在、どのように使われているかを知ったのです。

死んだペットをクローン技術で甦らせると云う物でした。

私も幼少の頃、飼っていた猫を交通事故で亡くした事があります。
しかし、幼いながらも、死という物を理解しました。
もう、会えない。
もう、声も聞けない。
頭でなくて心で理解したのだと思います。
だから、飼っていたペットが死んで悲しい気持ちは解ります。
クローン技術に縋って、もう一度と願う気持ちを否定することは難しいですし、出来ません。
でも、それが人間だったら?
と思ってしまうのです。
それに、体だけ戻しても、心は違うものでしょう?
姿形だけが同じなだけで、それは、亡くしたあの子じゃないんです。
過ごした時間と記憶、それによって形成された心と云うもの、信頼と云うものは、同じには出来ないと思うのです。

そして、それを肯定してしまったら、「死」と云う概念はどこへ行くのでしょう?
死んでも、同じ姿形の物をコピーするように作ることが出来ると子供が知ったら?
命はたった一つしかなくて、とても大切だと云う「真理」が失われてしまう気がします。




失う悲しみは、きっと、癒えない。
でも、時間と、周りの人々。
それから、新しい出会い。
それらは、きっと、優しい。
だから、人は歩いていける。
私はそう、信じている。
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