以前にも書いたかもしれない。
母が拾った、真っ白な子猫。
引き取ってくれた、知り合いのダンスの先生。
その子が、亡くなりました。
今月の8日に。
交通事故でした。
バイト前に母からメールが来て。
実感湧かないまま、一日が過ぎて。
翌日には火葬されました。
逢いに行くかと問われたけれど、行けなかったです。
一緒に暮らしていたわけじゃないから、最後の姿しか思い出せなくなりそうで。
だから。
逢いに行けませんでした。
でも、きっと。
虹の橋の下で待っているのでしょう。
先生を。
可愛がられていたペットは、先に死んだら、虹の橋の下で待っているそうです。
飼い主が迎えに来てくれるのを。
だから、あの子もきっと待っていると信じています。
虹の橋の下のお話しは、まことしやかに語られているもので。
犬の十戒と同じで、誰が云い出したのか解からないものです。
そんなおりに、私が好きなバンドさんのギターさんが飼っていた兎さんがお亡くなりになっていた事を知りました。
きと、その兎さんも虹の橋の下で待っているのでしょう。
彼を。
ただ、悲しんでばかり居たら、待っている子は雨の降る場所から抜け出せず、ずっとずぶ濡れなんだそうです。
私は、あの子の飼い主じゃなかったけど。
悲しんでいるのは、止めておきます。
何時もくっつきたがったあの子を忘れず、今側に居るぬくもりを大事にしようと思います。
誰かを責めるのは間違いな気もしないでもありますが。
撥ねた人は、責めたいと思います。
だって、その人は小さな命を消したのですから。
でも、もう、そんなに責めてませんけど。
だって責めたって、あの子は帰ってこないのですから。
でも、ほんの少し、自分は責めています。
一緒に居てあげられなくて、ごめんね、と。
久しぶりに書けた日記。
雨の日。
感傷に浸る午後。
傍で眠る、愛しい我が家の猫を、撫でておく。